2004年08月13日

アメリカの職場環境

アメリカの職場はシビアです。
何か会社の規則に違反するとすぐ首になるし
レイオフも頻繁に行われるし、、
それに受身ではだめで常に積極的に意見を出したり行動を起こしたりしないと
「ダメ社員」のレッテルを貼られます。
少なくとも私の勤めている会社ではそうです。

でも、、それでも私は今の会社はとても働きやすいと思っています。
その理由をあげてみると。。

1. 人間関係が楽。日本と違って仕事が終わってから飲み会、、なんてことはまず よっぽどのことがない限りありません。
そしてあったとしても希望者が行けばいいというだけで
行かなかったからどうこう言われることはありません。
上下関係も厳しくないし、そもそも英語には敬語がないのであまり気を使いません。

2.上司が部下の意見に耳を傾け、出来る限り取り入れてくれる。
私の会社では年に二度全社員対象のアンケートが行われます。
無記名で上司や 会社の体制を個人個人が評価するのです。部下から慕われていないとか信頼されていないマネージャにはもちろん悲惨なレポートが渡され、この先の改善策を提出するように 上から言われます。

マネージャは部下とミーティングを持ち、どうすれば自分の評価があがるか を相談。部下も遠慮なく意見をぶつけす。
自分の批判を面と向かってされるわけですからマネージャにとってはかなり厳しいですね。
でもここで切れたりすると自分の 評価はさらに下がり、
自分の首も危うくなります。
だからマネージャたちは自分自身のため、
部下の意見を神妙に聞くことになります。

3.部下を育てるのがマネージャの仕事。
だから積極的に希望すれば責任のある仕事をどんどん 任せてもらえます。

4.社内で他のポストがあれば直接人事に応募できます。
マネージャの了解は要りません。
希望の部署の担当者と面接をし、採用ということであればそのポストに移動することができます。

5.有給が多い。
アメリカは祭日が少ないです。
でも私の勤める会社では初年度は年間10日間、
5年目からは15日、そして8年目からは20日の有給がもらえます。(私は現在15日ですが 来年からは20日にアップです。このベネフィットを考えるとなかなか他に移る気にはなれません。。)
それからこの他に10日間のPersonal Business Allowanceというのがもらえ、体調の悪いときや子供が病気のときなどはこの制度を使って休むことが出来ます。
バケーションを一度に長くとっても文句を言われることもありません。(日本にいたときは10日間 の休みでも「えー、そんなに長く??」と言われていました。。)
それから私の会社はクリスマスの週は一週間お休みになります。

来年からは有給が4週間、クリスマス休みが1週間、そしてパーソナルビジネス 休暇が2週間、そして会社が休みになる祝日は年間6〜7日くらい。。
というわけで計算してみると全部で8.5週間くらいになりますね。 日数で言うと42、3日かな。
ヨーロッパに比べると全然少ないでしょうが、、でも私はとりあえず満足しています。

まだ書きたいことは多々ありますが続きはまた後日。。
posted by popo at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このコメント非常に参考になりました。
これが本当のアメリカ企業の姿なのでしょう。
アメリカにいる私ですが、日系ですので事情がだいぶ違います。
おそらくマネジメントを含む日本人がアメリカ人の本来の使い方を知らないからだと思いますが、アメリカ人にはかなり甘いようです。うちの会社だけではなく日系には同じ問題が多少なりともあるみたいですが。

このテーマにかんする続編を期待しています。
Posted by Miopapa at 2004年08月14日 18:59
アメリカ人の使い方がわからない、、
そうか〜、きっと日本人はそうでしょうね!
アメリカの企業で働いたことが無ければ
もちろんわからなくて当然ですね。
まだ書きたいことはあるので近いうちに続きをアップしますね。
Miopapaさんにもアメリカ人の部下はいらっしゃるのかな?
こんな情報で少しでも参考になるなら幸いです♪
Posted by popo→Miopapaさん at 2004年08月15日 13:05
どうしたのかな? 箇条書きにまとまって、何かいやなことがあったのかな?とちょっと気になったのでコメントしています。 

別に何もなくて、ただアメリカ企業で仕事をすることのイントロダクションという意味でなら、無用な心配はせずに、コメントしますね。(^_^)/

私も、私のいたコチラの職場は働きやすかったです。
コテコテの日本企業も、外資も、コチラも勤めたけど、どこも一長一短ありますよね。
働きづらくても、尊敬する先輩(←このあたりが日本よね。)に出会いやすかったり、社外のつきあいも、実は、受身にならず、仕掛けてしまえば、意外と楽しいものだったり。いつのまにか、こっちのペースになってたり?? (^_^;)

全部のいいとこどりはできないのが、正直、残念です。世の中そんなものよね、、、

コッチの職場の私の好きなところは、合理主義が徹底しているところでしょうか。最初のころは、え? こんなことヒトに頼んでいいのかしら?、、、なんて、とまどったけれど、慣れるとありがたいですよね。 

例えば、テクニシャンがいてくれるから、こんなのをこー作ってほしい。と頼めばササッとセンスよく作ってくれるし。(私は、特に不器用なので、手作業をしなくてもいいことは、本当にありがたかった!) 

日本で、パフォーマンスレビューの際に、”ジェネラリストをめざす”、、とか、目標に書いてきた人がいるけど、根本的に、何かが違うな〜。とタメ息をついたことを覚えています。 
 ジェネラリストでもいいんだけどもねぇ、切れアジのいい頭のヒトならば。はぁうぅ〜。

私の経験ですが、日本人は、自分の能力を客観的に理解できていない(理解していても、能力以上に見せようとするのも含む)人が、アメリカ人より多いように思いました。 アメリカ人は、自分の力を知ってる人が多く、その上で、それ以下でもそれ以上でも、あまり無理な守備範囲への挑戦を言ってこないような印象を受けます。そこへチャレンジに挑んでもらうには、仕事がその人にとって、”おもしろい”ってことが、彼らの一番のモチベーションのように思いましたが、どうでしょう? 日本人の場合は、今、日本でも、レイオフこそないけれど、査定も厳しいから、無理そうな具体的な目標は出てきにくい、しかし、概念的なところで、よく見せようとする傾向があるように思いましたよ。 他人の目がポイントの日本人と、自分の目がポイントのアメリカ人という印象なのですが、popoさんはどう思います? どっちも気持ちはわかるけどねぇ〜。
Posted by ruru at 2004年08月17日 16:11
嫌なことがあったわけではないです!(笑)
ほんとに今の会社で働けてよかったなーと思っているのでそれをお話したかっただけで、、
でも確かにどの会社にも一長一短はあるんですよね。
だから今の環境を楽しむことが一番大事じゃないかなぁ、と思います。

日本の会社は失敗を許さないと言うか、失敗するとすごく怒られませんか?
でもアメリカは挑戦してこそ、という傾向があるので失敗しても
とがめられたりせず、その点では大きい目標を立てやすいと思います。
日本はまだまだ目だたず地道にやるのが一番、、みたいなところがある気がしますが、、どうかな?
Posted by popo→ruruさん at 2004年08月18日 00:10
>嫌なことがあったわけでは
ああ、よかった。(笑) 仕事かわろうかなあ (うちも社内公募制だったので)との思いが頭をもたげたとき、よく箇条書きにして、気に入っているところ、そうでないところ書いてみたりしていたので、、、 ちょっと心配してしまいました。

>だから今の環境を楽しむことが一番大事じゃないかなぁ、と思います。
私もそう思います。手に入らないものを、「ナイ、ナイ」とぶつくさ言っても、時間とエネルギーの無駄のような気がして。。。

失敗についてですか。。。失敗が起こった場合、”事例”とかで、水平展開したり、失敗を失敗として終わらせないところが日本の会社の強さで、また、失敗をした個人にしてみればそうとう辛いところのように思います。日本は文化的にそうなのか、個人が”やったこと”が、個人の”人間”としての集大成、すなわち”人格”と混同されているように思います。 失敗したことは、失敗した”事実”だけれども、決して、個人そのものが(ましてや人格が)非難されるものではないと私は思っています。 
 けれども、日本は失敗を恥と考えることもあるだろうし、よけい失敗が目に見えている人、自信の無い人は、守りに入ってしまうために、ゴールを見失って、その場を取り繕うのに一生懸命になって、つまりは自分で迷路に入ってしまうのではないかしら? 
 
日本でも”目立たず地道にやる”と、お給料があがらないので、給料アップを望んでいる人は、アピールはしてきます。前出のわけがわからないアピールも多々あります(笑) でも、突出してわが道を行くタイプの人はきわめて少ないので、どちらかというとヒストグラムの3Σの、できれば、アベレージより高いほうに位置していたら、”心地よい”、と思う傾向にあるんではないかしら? 

これは仕事のすすめ方にも問題があると思うのですが、アメリカは、合理主義で仕事の縦割りがうまいけれど、日本は、ちょっとやそっと以上にお互いの領域をカバーしながらやらないといけなかったりで、それじゃ、仕事の量も、それに伴う勉強の量も半端じゃない。 けれども、こなしている人は相当いる。これには、頭が下がります。 その分、家庭やその他の時間が犠牲になっているんだろうなあ、と私は思います。 
仕事の環境に関する私の軍配は、当然アメリカ オフィスよ☆ (-_^) 
Posted by ruru at 2004年08月18日 15:42
あー、それもわかる!
私もとても嫌なことがあったとき、自分が幸せだってことを確認するためにその理由を箇条書きにしたことあります、あります!

そうそう、日本は平均より少し上だとすごーく心地いい、そういうところありますね。
それにへたに意見を言ったりすると上から煙たがられることもありますよね。これは古い考え方で今はそうでもないのかな〜。
Posted by popo→ruruさん at 2004年08月19日 06:15
そうそう、言い回しに気を使いますよねぇ。
ウチの事業部長クラスがVP達に意見するときに、流行っているのが、「お言葉ですが」と先に、謙虚にお断りをいれてから、自分の意見を言うんですって。
ぶっ。(笑) 自分達も言ってたけど、本当にしょーもないよね。 

相手が聞きたいように伝えるというのも、大切な技だけど、そればっかりに気を使っていたら、疲れますよねぇ。 日本もずいぶん年功序列がとれてきて、変わりつつあるけれど。

そういえば、アメリカでも、ワケワカメな上司と仕事していたときがありました。日本のお客が、すったもんだして、なかなか問題が解決しない。 そのときに、「日本はギムとギリのカルチャーだから、ものごとがうまくいかないんだろう。オレは赤毛だから気が短いんだ!」 などという、ほんとに困った人だったので、私はどんどん無口になっていきそうでした。
3年耐えました。その後、モチロン社内とらばーゆ(←古い?)しましたよ。(笑)
Posted by ruru at 2004年08月19日 14:14
そうですね。日本は敬語があるのでほんとに大変だなぁ、と思います。
英語にはそういうのが無いから上の人と話すのも気が楽です。
しかし、、とらばーゆも古いけど「ワケワカメ」もうちょっと古くないですか?(笑)
私たち、同じ年代かも〜。いや、きっとそう。(笑)
Posted by popo→ruruさん at 2004年08月20日 03:02
ををを、、、「ワケワカメ」も、古かったですか。ありゃ、気づかずに使っていた私っっっ  (^_^;) 教えてくれてありがとう!

そうですか、同じ年代ですか。なんか親密感わいちゃうわん〜。 もしかしなくても、バブルな時代をご存知ですか? 
あの頃は、クソ忙しい部署にいたのおかげで、世の中で何が起こっているのか、知るよしもなく、今思えば、下積みの時代でした。後年、アメリカに来て、世の中のヒット曲さえも、知らない浦島太郎になってしまいました。。。うっく。 <若い人とカラオケに行けなくて困ります。。。
Posted by ruru at 2004年08月21日 00:53
うん、多分きっと同じ年代だと思います♪
バブルな時代、、もちろん知っていますよ!
あれは私が20代前半の頃でした〜。

若い人とカラオケにいけない、、そんなの当たり前でしょう。(笑)
カラオケ自体ここにはほとんど無いのですけれどね。
Posted by popo→ruruさん at 2004年08月21日 10:52
ありゃ、「がちょーん」も古語でしたか、、、知らずに使ってました。うんぎゃあ。

日本での飲み会といえば、カラオケ。若い人とこれはツマランです。ハイ。
せいこチャンなんか、そらでうたえるのに・・・<もうええて、、、

松山千春や長渕がでてくる同年代のオヤジたちと行くと、妙に落ち着く感じがするけれど、これもまた淋しい・・・。

ところで、こちらで、韓国の焼肉レストランなどにカラオケルームなんてありません? 友人が北島三郎の北国の春、ハングルがでてくる中、日本語でうたいきっていましたよ。 覚えていたっつーのがスゴイねー。 いえ、別にカラオケネタにふりたいわけではなくて・・・。 

バブルの恩恵を受けて、仕事もたっぷり、いろーんなことを経験できたです。 ありがたい。。。
Posted by ruru at 2004年08月24日 15:54
あはは。ruruさんはいつも笑わせてくれますね〜。楽しいわ!
若い人の歌、がんばってひとつか二つ覚えましょう。
そうすればインプレスできるかも!(笑)

韓国系のカラオケボックス、ありますよ〜。
私が知っているのは一件だけだけど、日本の結構新しい歌も入れているみたいです。数は多くないですが、、友達はたまーに行ってるみたいです。
でも子供がいるとなかなか参加できないですね。
Posted by popo→ruruさん at 2004年08月25日 03:15
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